いつものように 幕があき 恋の歌 うたう私に 届いた報せは 黒いふちどりが ありました あれは 三年前 止めるあなた駅に残し 動きはじめた汽車に ひとり飛び乗った ひなびた町の 昼さがり 教 会の前に たたずみ 喪服の わたしは 祈る言葉さえ 失くしてた わし…
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