今日は、気持ちの良い初秋の天気の中、与野にある埼玉県救急救命士の養成学校で講義をしてきた。 これは埼玉県医師会の理事だった頃に依頼されて行っている仕事で今年で4年目になる。 13:30~17:00までの長丁場で講義も大変だし、なによりもその準備が大変なのだ。 しかし医師になって35年、初心に帰っていろんなことを勉強するのも自分にとってとてもためになってると感じる。
今日は、30名の救急救命士候補の学生諸君に、知ったかぶりして講義を行ってきた。学生は埼玉県各所の消防署で選抜されたエリートで年齢は28歳~38歳、平均年齢32歳だということだった。 所沢からも3名の救急救命士候補生が参加していた。 所沢でも毎年3人程度の救急救命士が発生するわけだから、10年も講師をやってると、救急車に乗ってる救急救命士のほとんどを教えたことになる。 現に今だって救急車が来た時、『先生の講義を聞きました』と言ってくださる救急救命士に出会う。