上新井くろかわクリニック 黒河圭介

上新井くろかわクリニック院長 黒河圭介のブログ

コロナ抗体検査陰性

 

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「ばかたれーーーーっ」という言葉で始まるこちらのメッセージ。 21日、首都圏6駅に張り出されたポスターなんです。元々は広島県の観光連盟が帰省を応援するメッセージを企画していましたが、新型コロナの急拡大で急きょ変更。やり場のない思いを強い言葉で表現しました。

 

「東京に暮らしている広島人のみなさん、みなさんの帰る場所は、絶対、無くなりゃあせん。じゃけえもうひと踏ん張り、一緒に頑張ろうや。また会えるのを、待っとるけえ」

 

新型コロナ抗体検査キットが届いたので、さっそく採血してわし自身の抗体の有無を調べてみた。 毎日患者さんに接して、いつの間にか生コロナに接して気が付かないうちにコロナに感染して抗体ができてるんじゃないかな?とちょっとだけ期待して検査したが、結果は残念ながら陰性であった。

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陽性だったら無敵のドクターとして診療に当たれると思ったが、残念ながら陰性。。。

 

そもそも、抗体検査というのは、過去にコロナに感染したという履歴を調べる検査であまり意味のない検査なのだが、もし抗体陽性ということだと、理論的にはコロナにはかからないというお墨付きをもらったのと同じことになるのだが、陰性で残念でした~。

 

世間では、コロナ感染拡大とマスコミ、医師会みんなで大騒ぎなのであるが、現場である末端の当院のようなクリニックでは、比較的平穏な日々が続いておる。 当院は、かかりつけの患者さんや地域の患者さんが万一発熱をされて大変ご心配な状況になられた際に、責任をもって診療をさせていただけるように『埼玉県指定診療・検査医療機関』に登録をしておる。 もちろん、感冒様症状のある患者さんは、電話で問診を聞かせていただき、診療時間外に、車の中で診療をさせていただく様にしておる。 今のところ、それらしき患者さんは皆無であるが、万一そのような患者さんからお問い合わせがあった際にも、慌てることのないように準備だけは万端整えておきたいと思っておる。

 

ほとんどの医療機関がお休みになる元旦は、休日当番医に当たっており、責任をもってお正月の所沢市の医療を支えたいと災害対策本部長(←誰が任命した??)は、準備万端整えて緊張しているのである。

 

今日は、広島の妹から殻付きの牡蠣が山のように届いた。もちろんジジババの二人では食いきれず、娘のところ知人のところへお配りした。 白ワインと牡蠣は抜群の組み合わせで、故郷の海の香りのする牡蠣を堪能し、日々の診療の英気を養ったのである。。。。

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子供の頃は、それほどうまいとは思わなんだ牡蠣だが、ジジイになった今久しぶりに食うとホンマ美味い。

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広島の牡蠣を焼いて(ほんとうはレンジチンだが)白ワインと共に食べると最高じゃ~