17日月曜日からいよいよ高齢者の方への新型コロナワクチンの接種が開始される。 当院では、かかりつけの患者さんを優先に予約作業を進めておる。 コールセンターパンク、インターネットアクセスパンク、高齢者インターネットできない、などの理由で多くの高齢者の患者さんが不安に思われ、多くの患者さんが予約に見えている。
当院では当面、電話、ネット予約は行わず、実際に予診票を持って外来に来ていただいて、わしの予診を受けたうえで接種日を決めるという原始的な方法で予約を受け付けておる。原始的な方法であるし、診療の負担は増えるし、作業量は増大して大変である。
電話がつながらず『ただいま電話がたいへん込み入っております、しばらくお待ちの上再度電話ください。』という無機質な対応に比べて人間味のある対応だと思う。
思い起こせば2年半前の平成30年10月に上新井くろかわクリニックを開業した際の大きな目標の一つは、地域住民のため、所沢市のため、日本のために働くことであった。
今働かずしていつ働くか!!
これから数か月コロナ終息まで厳しい毎日が続くが、日本のために働けることを喜びと感じて働くのだ!!
まさにコロナとの戦いの戦時に当たって、マンパワーの不足により一人の看護師が40年ぶりに現場に復帰した。
わしの家内。
わしの家内は、40年近く前 防衛医大の病棟で看護婦として働いていた。わしと結婚して働いたことは全くなく、わしのポリシーでわかさクリニック時代も一回も現場に出したことはなかった。
子供たちがすべて成人となった今、家内は犬の散歩以外は大した用事はないので、40年近く看護の現場に出たことのなかった家内に災害対策本部長(わし)から予備自衛官として(?)ついに招集命令が発出されたのである。
もちろん注射なんて恐ろしくさせられないので、予診を終了した患者さんの予約時間設定係を命じて、あたふたしながら働いておる。
頑張れ、予備自衛官。