雨にぬれながら たたずむ人がいる
傘の花が咲く 土曜の昼下がり
約束した時間だけが 体をすりぬける
道行く人は誰一人も 見向きもしない
恋いはいつの日も 捧げるものだから
じっと耐えるのが つとめと信じてる
今日は三善英史のこの歌を口ずさみながら午前中の診療が終わった土曜の昼下がりに、月一回の恒例のお仕事与野での国民健康保険審査のお仕事に行っておった。
梅雨入りして毎日じめじめと嫌な天気が続いておる。 カープも交流戦最下位、セリーグでも最弱チームとなって気分も最悪である。 しかし、投手では栗林をはじめ 森浦 大道 高橋(昴也) 玉村 野手では 中村 林 宇草 羽月 小園 石原と1~2年生の選手がどんどん出てきて50年来のカープファンとしてはホンマにうれしい。いっそのこと、ロートルはみんな首にして、このメンバーだけでスタメンを組んで戦ったら今より強いかも知らんわ。
ここ1か月は通常診療に加えて、ワクチン協奏曲の毎日であり、忙しいながらコロナ終息に向けて少しでも働けているかと思うととても充実しておる。
2回目の接種を終わった患者さんにわしは必ずこのように話しておる。
『今日で2回目の接種が完了します。今日から2週間経過したら体にコロナに対する免疫ができますから、コロナにかかる可能性はほとんどなくなります。コロナ以前の生活に戻っていいですよ。電車に乗ってもOK. 孫と会ってもOK. 友人と食事してもOK. 東京オリンピック見に行ってもOK. ただし、マスク、うがい、手洗いは日本にコロナがいなくなる日まで続けてください。』
わしの話を聞いた患者さんの何とも言えないうれしそうな表情がマスクの上からもうかがえる。しんどくてもその笑顔を見るためにまたジジイは働くのだ。
明日は、父の日ということで、子供たちから父の日プレゼントが届き始めた。子供たちも25歳~35歳になり、それなりにとーちゃんに気をつかってくれる。 わしはとーちゃんにこんなプレゼントをしたことなかったと反省する。 とーちゃんごめん。