上新井くろかわクリニック 黒河圭介

上新井くろかわクリニック院長 黒河圭介のブログ

ワクチン接種後の抗体価について

たまにはまじめな話題

 

ワクチン接種後の抗体値についての考察             

上新井くろかわクリニック 黒河圭介

 

・当院の職員(ほぼ全員がファイザーワクチンコミナティー2回接種)のうち希望者に抗体検査を行った。 

2回目接種から全員が1~2か月経過しており、常識的に抗体が十分ついている期間と考えられる。

 

・検査は、保健科学 CLEIA法 抗体検査(IgG)

*基準値、10AU/ml以下が陰性、 10AU/ml以上は陽性と判断される。

*検査試薬はウイルスのスパイクタンパク質を抗原としており、ワクチンの接種効果確認に利用できると説明された。

 

・対象: 上新井くろかわクリニック職員 26人 (男性9名 女性17名) 29歳~67歳(平均年齢50.8歳)

 

・抗体検査結果: 最低16AU/ml ~ 最高608AU/ml までかなりのばらつきがあった。 

平均値 149AU/ml

 

・結果詳細 :

 

  • 男女  

男性9名(平均年齢68歳) 抗体価平均値 74AU/ml

女性17名(平均年齢46歳) 抗体価平均値 188AU/ml

 

  • 年齢

20歳代 1名 抗体価平均値 341AU/ml

30歳代 4名 抗体価平均値 154AU/ml

40歳代 4名 抗体価平均値 186AU/ml

50歳代 11名 抗体価平均値 182AU/ml

60歳代 6名 抗体価平均値 74AU/ml

 

  • 副反応

ほとんど何もなかった群 10名 抗体価平均値 104AU/ml

微熱・倦怠感など少しあった群 10名 抗体価平均値 179AU/ml

高熱・激しい倦怠感があった群 6名 抗体価平均値 230AU/ml

 

・考察

2回接種1~2か月でほとんどの接種者に抗体価の上昇が見られた。

抗体価の検査結果では、16~608AU/mlと相当な個人差が見られた。

  • に見られるように年齢が若いほど高い抗体価を獲得していると言える。
  • に見られるように発熱・倦怠感などの副反応が見られた接種者ほど高い抗体価を獲得している。

 

・今後の調査では、飲酒歴などとの関連性を追跡調査予定。

 

・ちなみに、黒河圭介62歳 男性 副反応軽度、飲酒歴は多量、の抗体価は職員平均149AU/mlよりかなり低い57.2であった。 黒河個人に関しては今後1か月に一回採血フォローをしていくつもり。

 

以上