大きな病院へ行くと自動精算機なるものがずら~っと並んでて、診療を終えた患者さん方がそこで支払いを済ませておる。 当院でも医事課職員の労力節約のため自動精算機の導入を検討しておった。
色々調べてみるとレセプト用コンピューター(レセコン)に連動した自動精算機は、値段も高いうえに使い勝手がよくなく、高齢の患者さんにはどうも使いづらいのではないかと考えた。
その点、今やほとんどのスーパーやコンビニでも導入されておる自動釣銭機(?)はとても使い勝手がよく、高齢の方でも今どきはスーパーなどでさくさく使っておられ慣れておる。
今日、当院にもその自動釣銭機が導入された。 昼休みに設置して午後からの運用であった。 午後の診療中には気になって、ちらちらと患者さん方が使われるのを見ていたが、全く混乱なく支払いを済ませていかれ、こりゃええわと導入したのは正解であった。
このご時世、患者さんと直接現金のやりとりをしないことで接触が減るし、医事課職員の労力が減少することで広い意味での人件費削減にもなる。
ただ、カードや電子マネーなどが使えるようになるのは、まだ申請中であり申請後1~2か月かかるとのことで、年末頃からの運用となる予定なのである。 カードは、カード会社のピンハネが2~3%あるらしくクリニックとしてはちょっと損した気になるが、今やカード、電子マネー時代であり、現金での支払いは時代遅れなのである。