上新井くろかわクリニック 黒河圭介

上新井くろかわクリニック院長 黒河圭介のブログ

所沢市休日当番医

今日は、所沢市指定の休日当番医であった。 コロナ陽性者が多発しておるこの時期に、コロナの検査・診療を求めてどんだけの患者さんが来るのかと戦々恐々としておったが、診療申し込みの電話は案外皆さん冷静で、こちらの話を聞いてもらえた。

 

今日は、休日当番医で基本的に重症の患者さんの救急診療をする役割であり、濃厚接触者や無症状の方の検査は行えないこと、検査会社が休みのため PCR検査は行えず院内の抗原検査のみとなること、 基本的に乗ってこられた車の中での検査・診療になることなどを説明して30分に一人づつの予約を受け付けて検査を行った。

朝からなりっぱなしの電話での対応をする総務課職員。今日は、よう頑張った。

2年半前のコロナが始まったばかりの頃は、患者さん方も殺気立っておられ、発熱、コロナ疑いの患者さんは半狂乱になっていたりしたが、今ではコロナ陽性を伝えても至って冷静そのもので、対症薬を服用して水分を取り安静にしていれば、3日ほどで症状は無くなることを説明すると皆さん安心して帰宅される。

 

すでにコロナは、誰もががかかりえる軽症の疾患で、特に治療を行わなくてもよほど高齢の方か、基礎疾患がすでに重症の人を除いて必ず2~3日で軽快する病気であることは国民のほとんどが理解している。

 

感染予防に重点を置くあまりにもっともっと大切な人と人とのつながりであったり、精神衛生や基礎体力や免疫力が低下する方がよほど重大なことであることは、国民みんなが感じておる。 わしの孫たちはみんな3歳以下なので生まれてからずっとコロナ禍であり、いわば温室の中で育っておるもやしみたいなもんだ。

 

岸田総理大臣様 ≫ お願いだから、うちの前に貼ってあるポスターに書いてある通り 『決断と実行』 をしてくれんさいよ。 コロナを結核鳥インフルエンザと同じ扱いの2類にしたままにするのは、もうやめた方がいいことは、あんたもようわかっとるじゃろ。

 

とにもかくにも、今日の休日当番医は、通常の捻挫や骨折などの整形患者さん、皮膚科患者さん、それにコロナを心配される高熱の患者さん、午後からは42人のワクチン接種も行って、充実の診療じゃった。 帰って風呂入ってお疲れビールを飲んだのである。

昼は、お子様オムライスにコロッケも1個付けてもらって美味しく弁当を食べた。