上新井くろかわクリニック 黒河圭介

上新井くろかわクリニック院長 黒河圭介のブログ

3月3日 ひな祭り

イメージ 1

  
 
 遅ればせながら、家内が雛人形を出した。 今日の診療中に、そのように話していたら、女の子のいない副院長の間嶋や、男の子しかいない看護科の職員が、“うらやますぃぃ~~” と言っていた。

 この雛人形は、とても大きくて、立派なのだ。 (横幅約1m) 

 実は、この雛人形は、先日亡くなった家内の母と5年前に亡くなった家内の父が、家内が女の子を産んだとき、買ってくれた。 そのときは、生まれたばかりで何もわからない赤ん坊のため、こんな立派なものを?! と不思議に思ったものだ。

 とても豪華で、率直に言って裕福でもなかった九州の田舎の百姓の家内の両親が、相当無理をして買ってくれたと思う。 今、思えば、嫁いだ娘(私の家内)が、肩身の狭い思いをせぬようにと、無理して豪華な雛人形を買ったのであろう。

 その時のわたしの娘も、すでに18歳になり、今度は、私が娘が女の子を産んだときには、雛人形を買ってやる日も近いかもしれない。

 そう思って、家内の両親のことを思い出し、胸が熱くなった・・・