わしには、1982年生まれの娘がいる。
つまり、今年成人式だったのである。 ちょっと遅くなったが、2月26日 成人の記念写真を撮りに行った。
この娘の上に、息子が二人いるが、幼いころは男の子2人に比べて なんて育てやすいんだろう・・・熱も出さないし、成長も早いし・・・ と感じたのであるが・・・
ところがすっとこどっこい、中学生のころ~高校生にかけては本当に大変であった。 どう大変だったのかは、ここでは、書ききれない。
その娘も、成人を迎え、もうすぐ21歳になろうとしている。 この振袖は、わしの妹が、成人式の時わしの両親がつくってくれたものなのだ。 恥ずかしながら、成人の写真を撮ろうとしている娘の姿を正視することができなかったわしなのだ・・・・
薄紅のコスモスが 秋の日の
何気ない陽だまりに 揺れている
この頃 涙もろくなった母が
庭先でひとつ 咳をする
縁側でアルバムを 開いては
私の幼い日の思い出を
何度も同じ話 繰り返す
独り言みたいに 小さな声で
こんな小春日和の 穏やかな日は
あなたの優しさが 沁(シ)みてくる
明日(アシタ)嫁(トツ)ぐ私に 苦労はしても
笑い話に 時が変えるよ
心配要らないと 笑った
何気ない陽だまりに 揺れている
この頃 涙もろくなった母が
庭先でひとつ 咳をする
縁側でアルバムを 開いては
私の幼い日の思い出を
何度も同じ話 繰り返す
独り言みたいに 小さな声で
こんな小春日和の 穏やかな日は
あなたの優しさが 沁(シ)みてくる
明日(アシタ)嫁(トツ)ぐ私に 苦労はしても
笑い話に 時が変えるよ
心配要らないと 笑った