今回のGWは、父親の13回忌がメインテーマであったわけであるが、法事ということについてとても考えさせられた。
ご承知の通り、人が死んでから行う法事とは、通夜、葬式に始まって、初七日、四十九日、1周忌、三回忌、七回忌、13回忌、33回忌まであるという。 33回忌を以って御霊が、和御霊になるため、ここで終了という説もある。
もちろん、法事には、亡き人をしのび、その人の御霊を偲び、敬うという宗教的な意味もあるのだろうが、今回父の13回忌をやって感じたことがある。
母は健在なので、妹や甥、姪は、年に何回か会うことはあり、それなりに親しくしているが、もし母もなくなったときのことを考えると、たぶんだんだんと疎遠になっていくのではないだろうか? ましてやそれ以外の親族とは、故郷広島を離れたわしにとっては本当に遠い存在になってしまう。
今回、父の13回忌ということで久しぶりに会った叔父、叔母、いとこなどたくさんの親族に会った。 会えばとても話は弾み、ワシらが小さかったころの話、いとこと一緒に遊んだ話、それからお互いの近況報告と楽しい時間が持てた。
ひょっとして、法事をやる本当の目的は、だんだんと疎になっていく血の繋がった親族を亡くなった人が繋ぎ止めてくれることが一番の目的なんじゃないのかな?? と思った次第である。
そんなこんなで、帰りの新幹線4時間のお供は、このような感じで、宮島ビールにカキ大将という広島らしいアテで、〆たってわけである。
か~ちゃん、もう少し元気でいてね・・・・
また 行くけ~の・・・・