広島が連日の１点差負けで２連敗。１試合が未消化の楽天戦（１勝１敗）を除き、交流戦５カード連続負け越しとなった。リーグ首位・巨人とのゲーム差は１・５に拡大した。この日に１軍登録されたばかりの先発・アドゥワ誠投手（２０）は６回３失点で３敗目。無死一塁で併殺コースのゴロを小園がトンネルするなど、味方の２失策が絡んでオリックスに３点を奪われた。この日も田中広輔内野手（２９）の出番はなし。遊撃のスタメンは小園だったが、６回に代打で出場した曽根海成内野手（２４）も７回から守備に就いた。ソフトバンク時代も含めて遊撃に入るのはプロ初めて。２―３の７回２死無走者の打席では右前打。５月２日の阪神戦（甲子園）以来、今季２本目の安打をマークした。
ひいきのチームが負けると悔しい。 カープのことは大好きではあるが、ファンにとってはしょせん娯楽。 しかし、選手にとっては飯のタネ、プロなのである。自分のトンネルエラーがきっかけで失点した小園、何度も救援に失敗して2軍の落とされた中崎、小園にスタメンを奪われた田中、1回に5点取られてベンチで泣いた床田、ＴＶに映るベンチで監督に怒鳴り散らかされた山口 チャンスに打てない誠也、復活したものの打てない松山 思うように調子の上がらない長野、外角のスライダーについ手を出してくるくる三振するバディスタ、みんなさぞ悔しい思いをしているだろう。みんなプロなんでさぞかし眠れない日々を送っていることだろう。そのことを思うだけで胸が痛い。
