座長

雪やこんこ　あられやこんこ
降っては降っては　ずんずん積もる
山も野原も　わたぼうしかぶり
枯木残らず　花が咲く

雪やこんこ　あられやこんこ
降っても降っても　まだ降りやまぬ
犬は喜び　庭かけまわり
猫はこたつで丸くなる~~~~

 

いや～～　　ひさしぶりに降りましたねぇ～～　　大雪です。

 

今日は、わたくし、人生初めての講演会での　『座長』　というのを経験したのだ。　『座長』ったって、掘っ立て小屋でやる芝居の座長とは違うのだ。

 

 

医学界では、通常の学会はじめ、いろんなところで講演会が開催され、その気になれば毎日だってどっかの講演会に出席することができるのである。

 

慣例として発表者と座長というのがペアになって、講演を行う。　座長の役割は、まず演者が発表する前に、演者の略歴を紹介することから始まる。

 

『え～～　今日は、大雪の中、本講演会にご出席いただきまして、誠にありがとうございます。　恒例によりまして、ご発表の○○先生のご略歴を披露させていただきます。　○○先生は、昭和○○年に、○○大学をご卒業後、ＵＳＡ　○○大学にご留学ののち・・・・』　ってなわけである。

 

講演が終わったら、　『では、この機会に、○○先生に、本日のご講演に関して、ご質問、ご意見等ございましたら、お願いします』　と言い、もしだれも質問がなければ、『え～～　では、わたくしから一つ、質問をさせていただきます…』　なんてこともやらなくてはならない。

 

あったり前田のクラッカーだが、真面目に講演を聞いてなくてはならない。　

 

何とかつつがなく、『座長』をこなしたワシは、雪の中なんとかうちにたどり着いた・・・