今日は、大宮医師会のお招きで大宮医師会の「研修医歓迎会」の講演会でつたない話をしてきた。 大宮医師会の研修医の先生は、さいたま市民医療センター、自治医科大学付属さいたま医療センター、彩の国東大宮メディカルセンターで初期研修を行っておられる。 若い研修医の先生方と触れ合うことができ、とても楽しく過ごしてきたのであった。
この会に参加して驚いたことがいくつかあった。
① 大宮で初期研修をしていらっしゃる研修医の先生たちは、全国ばらばらの大学出身で、新潟大学、琉球大学、埼玉医大、東海大学、女子医大・・・ ばらばらの大学出身の先生たちなのであった。その先生たちが、スピーチでほとんどおっしゃったことは、自分はどうしてこの研修施設を選んだか？ ということであった。 つまり、現在は医学部を卒業した方たちは我々の時代とは全く違って、自由に自分に適した研修施設を選んでいるのである。〇〇大学出身、〇〇大学で研修という時代はすでに過去のものなのである。研修施設側も研修に来てもらう研修医に選んでもらうよう設備を整え、様々な疾患の症例を集めて努力をしている。
② 研修医の先生方の約半数が女性であった。 当たり前といえば当たり前だが、石器人のおじさん医師にはびっくりした。これからは女性医師にいかにうまく働いてもらうかの努力が各医療機関に求められていると感じた。
