上新井くろかわクリニック 黒河圭介

上新井くろかわクリニック院長 黒河圭介のブログ

時代

今はこんなに悲しくて
涙もかれ果てて
もう二度と笑顔には
なれそうもないけど(注)

そんな時代もあったねと
いつか話せる日が来るわ
あんな時代もあったねと
きっと笑って話せるわ
だから今日はくよくよしないで
今日の風に吹かれましょう
まわるまわるよ 時代はまわる
喜び悲しみ繰り返し
今日は別れた恋人たちも
生まれ変わって めぐりあうよ

youtu.be

 

コロナの感染者(検査陽性者?)が10万人に迫る勢いで、日本中がざわめいておる。 

 

日本のコロナに対する世論は、真っ二つに分かれておる。

 

① 重症化率、死亡率が減ったとはいえ、コロナはまだまだインフルエンザ、通常の風邪と比べて未知の部分、変異の可能性などがわからない部分が多く、おそるべき疾患であり、まだまだ国民総動員での感染予防が必要であり、感染を防ぐことが国民の命を守ることにつながる。 国民は我慢してでも行動制限、国境封鎖などをして感染対策をすべきである。

② コロナは、何度かの変異を経て、いまや通常の風邪になり果てており、感染者数が増加しようが恐れるべきではない。 それよりも行政的な行動制限、マスク着用強制? などによる弊害の方が、感染拡大によるデメリットを上回っておる。個人個人の感染対策は、国民一人一人が判断して個人個人の思想に基づいてすればよいことであり、国境封鎖なども含めて行動制限をすべきではない。 人と人とのつながりを取り戻すべく普段の生活を取り戻すべき。

 

どちらが正しいかは、コロナウイルスさんの風邪向き次第なので、誰にも分らないと思うが、個人的にはコロナ患者を多く見ている現場の立場から言うと②の意見に賛同する。

 

今日の岸田総理の会見によると、はっきりとは言わないまでも日本政府としての意見は、①<②の方に傾きつつあるようである。

 

今日は、所沢の某クリニック院長先生と事務長さんと情報交換会をしておった。 

 

開業医歴30年以上のわしからすると昔はえ~時代じゃったと、若い院長先生に語ったのである。

 

中島みゆきの『時代』という曲が身に染みる。