愛の賛歌

あなたの燃える手で　あたしを抱きしめて 　　　
ただふたりだけで　生きていたいの 　　　
ただいのちのかぎり　あたしは愛したい 　　　
いのちのかぎりに　あなたを愛したい

　ふと気づくと大晦日になっていた。　もう、年月のたつのはほんとに早いのだ。　子供のころのクリスマスから大晦日、お正月までの時間は限りなく長かったが、今はぼ～っとしてて気が付いたら大晦日、お正月なのである。

　大晦日、正月、年越しったって、医者になってから30数年、年末年始は稼ぎ時で一度だって休んだことはないので、あんまり感慨はない。　若いころは、12月30日夕方IN　1月3日OUT　なんていう4泊5日のクレージーな当直をこなしてきた。　今年だって、休みなく外来をこなしているが、普段に比べて午前中だけで楽なもんなのだ。　年末年始の外来は、遠くから患者様が来ていただいたり、非日常の勤務で帰って楽しいくらいなのである。

　今年は、年末にBlue Noteで、和田アキ子のあの鐘にならすのはあなたを生歌で聞いたので紅白はもういいかなと思ったが、大晦日の夜することもなく、紅白を見ている。

　

　大晦日のつまみは狭山ヶ丘の名店、奈加さんの豪勢なお刺身。　

 宮島で買ってきたおちょこで、頂き物の大吟醸をいただいている。

 年々、知らない歌手が多くなったが、わしの心に響いたのは、いきものがかりの唄った永六輔の名曲。

今年一世を風靡したピコ太郎もよかった。

最もよかったのは Edith Piaf の名曲シャンソン、『愛の賛歌』　大竹しのぶはよかったな～～～。　往年の美空ひばりを思い起こさせる素晴らしい唄声だった。。。

来年もよい年であることを期待したい・・・・