不審者

坂の細い道を　夏の雨にうたれ
言葉さがし続けて　別れた二人
小麦色に焼けた　肌は色もあせて
黄昏わたし一人　海を見るの

冬が来る前に
もう一度あの人と　めぐり逢いたい
冬が来る前に
もう一度あの人と　めぐり逢いたい

秋の風が吹いて　街はコスモス色
あなたからの便り　風に聞くの
落葉つもる道は　夏の想い出道
今日もわたし一人　バスを待つの

冬が来る前に
もう一度あの人と　めぐり逢いたい
冬が来る前に
もう一度あの人と　めぐり逢いたい

昭和52年リリースの紙風船　冬が来る前に

 

今日は水曜日で上新井くろかわクリニックは休診であったが、わしは朝からあれこれと動き回っていた。　夜は防衛医大の中で行われた会に顔を出していた。

防衛医大の中の学生舎に入り、防衛医大で学び遊んだのは昭和52年、今から41年前～34年前、18歳～25歳までの最も多感な時であった。家内と初めて会ったのも40年前の防衛医大の体育館の前であった。　今でも防衛医大に行くと40年前のことを思い出しながら、日が暮れた学内をうろうろと歩き回るのである。（←ほとんど不審者）

 

冬が来る前に
もう一度あの人と　めぐり逢いたい
冬が来る前に
もう一度あの人と　めぐり逢いたい