上新井くろかわクリニック 黒河圭介

上新井くろかわクリニック院長 黒河圭介のブログ

おめでたい宴 2つはしご・・・

われはここに集いたる人々の前に厳かに神に誓わんーーー
わが生涯を清く過ごし、わが任務を忠実に尽くさんことを。
われはすべて毒あるもの、害あるものを絶ち、
悪しき薬を用いることなく、また知りつつこれをすすめざるべし。
われはわが力の限りわが任務の標準を高くせんことを努むべし。
わが任務にあたりて、取り扱える人々の私事のすべて、
わが知り得たる一家の内事のすべて、われは人に洩らさざるべし。
われは心より医師を助け、わが手に託されたる人々の幸のために身を捧げん。

これは、かの有名なナイチンゲールの誓い。

11月10日土曜日 わしは、所沢准看護学戴帽式に出席したのである。 

ナース服フェチだから? ノンノン・・・

県医師会の理事として出席したのだ。

所沢市長、所沢市議会議長、所沢市医師会長などそうそうたる方々もご出席の式であったのだ。

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戴帽式なるものには初めて出席したが、それはそれは荘厳な式であった。 式の最後のほうで
灯の儀 としてお行われた儀式は、とても感動的だったのである。 真っ暗にした会場に一つのろうそくの灯がともり、そこから今日戴帽を迎える看護師の卵たち一人一人が手に持ったろうそくに灯をともし、会場が少しづつ明るくなっていく・・・ 

これから看護師として患者様のために一生を捧げるといった誓いがひしひしとして伝わってきた。 白衣の天使・・・ という言葉を実感した。

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実は、今日戴帽を迎えた看護師の学生さんの中には、当院の職員も一人いるのだ。 写真の中央でこちらを向いているうつくしい方がその人で、当院の看護助手として働いている。年はいくつかはしらんが、お子さんお二人を抱え、看護師になろうという志を立てて勉強されているその気持ちは、敬服に値する。

ところで、看護学校には当然男子学生もいるわけだが、ワシは男子学生もこのようなナースキャップをかぶるのかしらん?と思っていた。ちょっとオカマチックだがな?? と勝手に勘違いしていたが、男子学生はナースキャップでなく、ハンカチのようなものを胸にさしてもらっていた。

さて、次なる会は、県医師会の医療紛争委員会でのわしのボスに当たる、I 先生の叙勲のお祝いに浦和まで出かけた。

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この先生は、埼玉県医師会の常任理事で、長らく医療紛争委員会の委員長をお務めされており、その功績が認められて、天皇陛下から叙勲を賜られた。

ここもまた、さいたま市市長、TVでよく見る参議院議員衆議院議員の方々が多く参加されており、その方々と名刺交換などをさせていただいて,わしにとって別世界の会であった。

ついこの間まで、医師会の幽霊会員で、医師会なんて興味なし を貫いていたわしにとって、信じられない・・・・

政治なんて全く興味なし、一生、縁のない世界だと思っていたが、知らないうちにすこしづつこうした方々と触れ合う機会があるのも生きて行く中での一つの過程ではないかと思っている。。。。