上新井くろかわクリニック 黒河圭介

上新井くろかわクリニック院長 黒河圭介のブログ

熱中症

熱中症なる言葉は、ここ10年程前から言われ始めた言葉で、昔は熱射病って言ってた。 昭和の時代は、夏は暑いったってせいぜい30℃くらいまでだったから、今でいうところの熱中症で重症になる人はそんなに多くなかった。

 

真夏は、わしの一番好きな季節であり、どんなに暑くても日曜日は頑張ってラウンドをしておるが、今年になってからはゴルフに行くたびに熱中症様の症状を呈するようになってきた。

 

とくに7月17日18日の連休2連荘のゴルフでは、症状がひどかった。 脱水にならないように、水筒に氷を入れて毎ホールごとに水分補給をして、漢方薬の清暑益気湯(熱中症に効く) 芍薬甘草湯(足のつりに効く)をゴルフ前夜から通常の倍量のみ、ゴルフ前にも飲んでラウンドに臨んでおるが、18ホールの終わりころにはいろんな症状が出てくる。

 

・足がつるばかりでなく、手の指までもがつりそうになる。 医学生だった頃 過換気症候群の手は『産婦人科医の手』というような形になるのだと覚えたが、まさにそのような手になる。

 

・頭がぼ~っとして思考力がとても低下する。

 

・なぜだか、声がかれる。嗄声は、翌日まで続く。

 

先日の2連荘の二日目のラウンド後は、どうやらこうやら車に乗り込んで帰ろうと思ったら、両足、両手がつって、事故起こすんじゃないかとゴルフ場の駐車場で30分ほど冷房かけて休んでから運転して帰った。

 

8月6日~11日は、待ちに待った当院の夏休みで、友人たちと武蔵カントリー三連荘ゴルフを約束しておるが、どうなることやらとても心配で、恥を忍んでゴルフ場に頼んでカートを貸してもらうことにしたのである。(武蔵カントリーではカートは高齢者しか頼まん。)

 

猛暑に負けず頑張るぞ~っと

 

この二つの漢方薬は、熱中症の特効薬なのだ。