上新井くろかわクリニック 黒河圭介

上新井くろかわクリニック院長 黒河圭介のブログ

帰郷

父は今年二月で六十五
顔のシワはふえてゆくばかり
仕事に追われ このごろやっと
ゆとりができた
父の湯飲み茶碗は 欠けている
それにお茶を入れて 飲んでいる
湯飲みに写る
自分の顔を じっと見ている
母は今年九月で 六十四
子供だけの為に 年とった
母の細い手
つけもの石を 持ち上げている
そんな母を見てると 人生が
だれの為にあるのか わからない
子供を育て
家族の為に 年老いた母
父と母がこたつで お茶を飲み
若い頃の事を 話し合う
想い出してる 夢見るように 夢見るように
人生が二度あれば この人生が二度あれば
人生が二度あれば この人生が二度あれば

正月も三が日も終わり、日常の生活を取り戻している。 いつものように、年末から正月にかけてわかさクリニックで外来をしていたわしは、正月も過ぎ去ったころちょっとだけ帰郷した。

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母は、今年で86歳。まだまだボケもせず相変わらず口うるさい。 妹の一家も集まって母と一緒の食事をしてとても喜んでいた。

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40年以上前、この実家で一人で聞いていた井上陽水の名曲を唄いたい。。。