日本の医療が変わろうとしている。 4月1日の診療報酬改正がある。 2年に一回の年中行事といえばそれまでだが、ここ数年の診療報酬改定を見ていると、日本の医療が変わろうとしているのをひしひしと感じる。
平均寿命は、ドンドン伸びている。 誰しも長生きしたいわけだし、平均寿命が延びるのは、大変すばらしいことである。 しかぁ~し・・ 高齢者の医療には、金がかかるのだ。
日本人のメンタリティーとして、儒教の精神に基づき、年よりは大切に! という気持ちは、国民、みんなが持っている。
それと相反して、医療費は削減したい。 という国家レベルの命題はある。 税金は払いたくなし。しかし、年よりは大切に、自分も長生きしたい、年寄りになったとき大切にしてほしい。 しかぁ~し、税金は払いたくなし・・
このへんの矛盾した、問題をどう解決するのか??
現場の末端医療に携わっているものの一人として、いろいろ頭を抱えて、かんがえるのである・・・・